開発ストーリー
「AKATSUKI Air」開発の背景には、開発者自身の苦い思い出があります。飛行機にのる前日、目覚ましを複数かけて寝たにも関わらず、全て無意識に止めてしまい、起きたのは飛行機の出る1時間半前。タクシーを最後のたのみにゲートが閉まる1分前に到着し、なんとか間に合ったものの、授業料(タクシー代)は高くつくことになりました。
これをきっかけに、「確実な起床を保証してくれる目覚まし」はないかと、あらゆる目覚ましを調査し、最強の目覚ましと名高い鉄道社員御用達の某空気式起床装置を購入。その評判にいつわりなく、確実に起きられることに感動したため、日本に誇れるこの技術がもっと世界に知られるべきと思った開発者は、この起床装置の輸出を志すも、高額な単価と重量、電源形状などといった大きな壁にぶつかりました。
それなら、小さく軽くもち運びやすく、PC向けACアダプターでうごく、同様の起床性能をもつ空気式起床装置を、最新技術で安価につくれないだろうかと考え、開発をはじめました。しかし、身体をもちあげるほどのパワーを小型・省電力・低コストで実現し、それでいながら静かで、空気袋から自然に空気が抜けるようにする、というのは想像以上に難しい挑戦でした。さまざまな駆動原理を実際に試して比べ、多数の試作品をつくっていく中で、ついに理想のバランスのシステムが完成いたしました。